2009年6月アーカイブ

送られました

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先日、長らく務めた会社を退職し、送別会なぞ開いてもらいました。

なんというか、送るのはいつものことだけど、送られるのは初めてで、深く考えず最終日も普通に打ち合わせだの仕事をしていて、遅刻気味に、所属部署の送別会と、全社の送別会とバタバタと2箇所の送別会を梯子。

入社以来の出来事の写真がつまったデジタルフォトフレームをいただいたり、そういうのは想定外で、驚きました。しかも、自分が最後に挨拶した(上記動画)様子まで、その場でSDカードでいただき、帰宅直後からデジタルフォトフレームで再生。

時代に追いついておらず、それに驚く自分に驚く(自爆)

懐かしい写真のバックでは、なんじゃコリャ!という素晴らしい音楽が流れ...

素晴らしい選曲でした...orz

その他、実用性の高いものから低いものまで、想定外に嬉しゅうございました。

自分の今までのスタンスとしては、送別会を下手に盛り上げると、残った社員に悪い影響が出る(退職者が多いような印象を与えるとか)ような気がしていて、全社向けの退職の挨拶メールなども、あえて出さなかったのですが、自分自身に区切りをつける意味で、あのような送別会を開いていただき、非常に感謝しております。

良いプレッシャーにもなりました。

法科大学院入試の時も、社長に推薦書を書いてもらったり、授業のために残業もできないのに、非常に自由にやらせてもらいました。そんなことが許される会社は、滅多にないだろうと思います。他社が、不法を厭わないこの業界で、合法的な業務スタイルのために正当な出費が認められる(もちろんそのための折衝は苦労したけれど)会社というのは、はっきり言って、自慢して良いです。

クラブ活動で部費で広島の国際アニメーションフェスティバルへ行ったり、良い思いでです。

社員旅行が実現しなかったのが、残念です(^^;
ラスベガスへ社員旅行などご用命があれば、いつでもツアコンとして呼んでください(自爆)

では、いつか社会復帰できる日まで、おさらば!

マカオと中国

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フォーサイト7月号に「「返還後十年」を迎えるマカオの憂鬱」という記事があった。
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/20th/2009/06/0907cont.html
http://www.fsight.jp/article/5005
カジノ好きとしては、これは触れないわけにはいかない(苦笑)

何しろ、その記事の冒頭はこうだ
「この世にマカオを嫌いな人がいるのだろうか。」



大大大大大キライだ!!(自爆)

しかし、久々に行ってみたい気もする。自分がマカオに二度と行くものかと誓ったのは、2000年の話である(遠い目)。中国返還から2ヵ月後に、勝負に行ったのだ。ラスベガスと比較して、最低なカジノだった。夜は、呼んでもいないのに、売春婦がホテルの部屋の戸を叩いて売り込みに来たものだ。

記事も、そんなアジアの場末のカジノであった当時を振り返りつつ、現在の繁栄への道のりを取り上げ、中国の影響力の強さを香港と比較しながら憂鬱にしてくれる。バカラを使ったマネーロンダリングの例や、北朝鮮との係わり、マカオの支配層と中国の係わり...しかし、どうもいただけない。

~マネーロンダリング~
そもそもまず、バカラのマネーロンダリングの説明からしていただけない。カジノに詳しいマカオのホテル経営コンサルタントの話だというのだが...
-->
ここにダーティーな出所の百万ドルがあるとする。最初に全部をチップに変え、二人組みになってそれぞれ1万ドルを親と子の勝ちに賭ける。確率的に親と子の勝ちは同じ回数出るわけだから、百回ゲームを終えたとき、百万ドルはたった2.5%の手数料を払っただけで97万5千ドルのクリーンな「カジノの戦利品」に生まれ変わり、ロンダリングは完了というわけだ
<--

これが、カジノに詳しい人間の説明でないことは、明らかだ。
バカラは、バンカーとプレイヤーの勝率は、確率的に同じではない。バンカーが勝ちやすいのだ。だから、5%のコミッションを設定し、ハウスエッジのバランスを取る。ということで、ルールの解釈が間違っている。コミッションとハウスエッジは、同等ではない。
更に、二人組みで1万ドルづつバンカーとプレイヤーに賭け、100回ゲームするには、計200万ドル必要だ。掛け算間違ってる...
で、100万ドルを50万ドルづつ2人で分けて、50回勝負し、仮に25回づつ双方が勝ったとして、その結果の合計は、48.75万ドル+50万ドル=98.75万ドルだ。2.5%も取られるわけなかろーに。
バンカーにかけて勝ったら、掛け金(100%)+配当(95%)が戻ってくるのであって、全体が95%になるわけじゃない。

まあ、そんな数字どうでも良いとも思うが、そもそも、これはマネーロンダリングになっていないのだ。客観的に、同じカジノでチップに交換し、更に現金に戻しただけであることに変わりなく、金の存在に変化がない。それで、一体誰の目を誤魔化せよう。

ネバダ州では、例えば3千ドル以上の現金もしくは現金相当の有価証券同士の両替や送金を禁止する規定が、カジノの業務法の中に盛り込まれている。カジノでのマネーロンダリングとは、ゲームをすることではない。両替、送金が問題なのだ。

仮に、98.75万ドル全てが、カジノの勝ち金と言い訳するなら、税金としてイクラ持っていかれるか、計算して欲しいものだ。

逆に実は、マカオに金が集まるのは、税率の低さこそがポイントだ。タックスヘイブンなのだ。そっちの方が、論じる価値があるように思う。バカラでマネーロンダリングできると言うなら、ラスベガスでもソウルでも可能であって、マカオで論じる意味がないのだ。


~香港との対比~
中国がマカオを牛耳るため、香港では反対デモに発展して頓挫した国家保安法が、2月にマカオで可決したそうだ。この対比は面白い。国家反逆罪や国家分裂罪など、国家の安全に危害を及ぼす犯罪行為を、中国国内と同様に治安維持できるようになったというのだ。手を焼く香港に比べ、マカオは従順というのは、何か面白い。金持ちや権力層が、中国にベッタリの人物で固められているという説明は、分かりやすい。できれば、一般市民からの評判など、興味が沸くところだ。

しかし、従順な理由の一つの、中国に観光客という蛇口を握られているからというくだりが、またいただけない。記事では、一国二制度の成功のため、それまで甘かった中国が、昨年、中国からマカオへの個人観光客の渡航に制限を加え、これがマカオ経済に大打撃を与えたというのだ。その理由はこうだ。
-->
表向きの理由は加熱するカジノ経済を抑制するためだが、実際の目的は堕落の兆しを見せていたマカオへの「警告」と見られる。
<--

そんなことはない。規制は、中国人のギャンブル好きに対するものと、素直に見て良い。

中国は、確かに本土からの観光客を制限した。しかし、マカオは、それによって大打撃など受けていない。昨年10月時点で、本土からは10%の客が減ったのは確かだ。しかし、東南アジアからは2倍以上に増え、日本からの観光客も増え続けたのだ。その後は、経済危機の影響だ。

もともと、中国本土からの客は、短期滞在や、日帰りばかりであることが問題であった。シルクドソレイユのショーは、ラスベガスでは1日2回が普通で、遅い回は22時~でも好評だ。しかし、マカオでは、滞在客が少ないため、22時では日帰り客が帰ってしまい、ついにはその時間帯のショーは取りやめになったくらいなのだ。

この、効率の悪い中国本土からの客に隔たりすぎた状況を改善し、他国からの長期滞在型の観光客を増やすことは、マカオにとってとても良いことなのだ。

エドムンド・ホー行政長官が、カジノ業界の締付けへ向けた政策を発表したのは昨年4月だ。新たなカジノライセンス(サブライセンス含む)の発行を停止したのだ。つまり、新規参入を禁じ、過当競争を避け、既存のカジノの保護に動いたわけだ。記事では、エドムンド・ホーは中国政府に首根っこを押さえられた人物と評されているが、そうなら、中国が既存カジノを優遇したことになる。渡航制限だけを、偏った視点で見てはいけない。カジノ経済の抑制は、実際に必要だったのだ。観光客を制限されたから、法律を懸念する声が無視され、マカオで国家保安法が可決されたという三段論法は、かなり疑問だ。

そんな圧力と関係なく、マカオが従順な点こそ、興味が沸く。マカオと香港の、似て非なるものという視点は、今後も掘り下げて注目したい部分であって、そういう視点を与えてくれた記事には、感謝である。そんなネタ、取り上げる雑誌なんて、かない珍しいのではないか?

蛇足:
一昨日、マカオとラスベガスと双方のヴェネチアンホテルの、トーナメントなどのイベント情報や、直行便情報、香港からのフェリーの無償サービスの案内だの、いくつかが封筒で届いていた。こんなものを律儀に送ってくるのは、ラスベガスでVIP時代に、僕を担当していたカジノホストが、今でも優良プレイヤー(カモ)として名簿に登録してくれているからだろう。当時の担当の彼女は、パリスラスベガスに勤務していた。その前は、シーザースパレスだったとか。そして今は、ヴェネチアンなのだ。ラスベガスのカジノ業界の激動にもまれているかのようだ。以前、1万ドルちょっと負けて帰国した翌週、PHSに電話をくれた際、次回は500ドルキャッシュバックすると約束してくれたのを、彼女は覚えているだろうか...orz

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0905/31/news004.html
http://event.rakuten.co.jp/medicine/net_signature/

これの悪影響の一つが、早くも明らかに...

http://www.its-kenpo.or.jp/news/2009/news17.html

まあ、僕はもう、会社人でないので、健康保険組合からの薬はもらえないけど、今まではいつも便利だったよ。社員の皆さん、今年薬がもらえないのは、世論を無視した厚生労働省のせいです。

悪いのは、改正薬事法ではないですよ。
改正薬事法第36条の6は、第2類医薬品に関して
「適正な使用のために必要な情報を提供させなければならない」
とあるだけ。

これを勝手に厚生労働省が解釈すると、対面販売が必要になって、ネット販売が禁止される。で、健康保険組合が、会員に薬を配ることも、できなくなる...

こうして、社会に浸透していた有益なサービスを潰して、ウハウハになってる奴ってさ、本当にクソだよ。

http://d.hatena.ne.jp/kawango/20090616/1245130321

ネットでは、単なるレッテルと同等くらいに、誤解されてる言葉かもしれない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF

自分の理解できないことを言ってる人に対して、すぐに、「あいつは○○だから」という、理由になってない理由で、相手を否定したつもりで楽に思考停止したい人が使う。

自分と異なる見解に対して、「工作員乙」とか言って、反論を考えないことで安心できてしまう。ある種幸せな、スイーツ脳と親和的とでも言おうか。

どういう人が、どういう知識や経験を背景に、どのようなメディアのどのような読者に対して、どのような目的で発言しているか。ネットでは、TPOを使い分けるという、現実では当たり前の行動様式が、理解できない人が多い。ハイパーリンクで飛んだ先と、リンク元に、10年の時の隔たりがあろうと、地球の裏側であろうと、チラシの裏だろうと学術的論文だろうと、見分けがつかない人がいる。

そういう人は、何が真実で、何が誘導なのか、論理的に考えてみることができない。

ただ、発言者の属性を、判断の一要素とすることは、意味がある。あの人は、○○だから、発言にバイアスがかかっているかもしれない、という観点は必要だ。しかし、そうして疑ってかかることと、実際の発言内容の真実性の認定や、目的の正当性の判断は、レイヤーが異なる。

刑法の事実認定なら、証拠は無いけど、悪性格だから有罪、みたいなトンデモ判決だ。要証事実に対して、情況証拠にすらならない補助事実を持ち出して、立証したつもりになっては、いけないのだ。

自戒を込めて。

著作権の法的性質
http://tatuya.niu.ne.jp/copyright/column/10.html

上記コラムは、著作権の議論を、憲法レベルで整理してある。
こうしてキレイにまとめてあると、著者に感謝したいくらいだ。

法律に関する議論というのは、なまじ条文が日本語で書いてあるものだから、法を学んでない一般人も、容易に参加する。そして、自分の国語力を信じて、自らの正論を語る。ところが、条文に出てくる日本語は、ありゃ日本語じゃないのだ。ヲタクの専門用語。条文の背景なんぞ、エスパーじゃなけりゃ理解できない。

ローマからの歴史をトレースしないと、法律用語の意味すら理解できないこともあるのだけど、一応日本語っぽいから、一般人でも間違った理解は出来てしまう。僕は、法律を学び始めた当初、コンメンタール(逐条解説)なんてものの存在意義すら理解できなかった。日本語の条文に、日本語の解説が膨大に必要とされているなんて、想像もしてなかった。もちろん、今は理解できる。コンメンタール=ヲタク入門だ。

著作権の議論も、一般人が参加して泥沼に陥りやすい。ヲタクと一般人が、一見同じ日本語で議論しているようでも、議論がかみ合うわけがない。

著作権を人権として論じる時、公共の福祉だの内在的制約だの、我が国の法律である以上、当然に念頭に置いて議論しなければならないなんてことは、もしかしたら、ヲタクですら忘れているかもしれない。僕はまだ、ヲタク見習いなんで、上記コラムを読んで、目から鱗だった(自爆)

憲法に思いが至らず、「知的財産保護の核心にある、共産主義的側面」などと表現していた。

とりあえず、コラムの意味が理解できるだけでも、進歩はしてるのかもしれないけど(^^;

河野太郎GJ

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「殿堂」という箱モノ
国産比率と法令遵守を条件に
レンタル倉庫でも借りろ

↑今まで何度も取り上げてきた、例の「殿堂」という文化庁天下り国営マンガ喫茶の件、河野太郎氏が反対してくれた。

http://www.taro.org/blog/index.php/archives/1066
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/1067
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/1070

素晴らしい。前に、国籍法改正の時も、一番正しく理解して改正に賛成していたが故に、無知なネトウヨ酷士様から総攻撃を食らってたけど、今回も一番よく理解して反対したが故に、賛成派の文化を創ってない人々からの反論が、氏のmixiの日記版に連なってる模様。

間違いなく、河野さん、あなた正しいですよ。
アニメ、CGの制作側の人間として、応援します。
自分らの仕事が、文化庁の役人の天下りのネタに利用されるなんて、真っ平です。

文化庁は、作った箱に、誰が作品を提供するのか、考えてないでしょ。
117億円には、作品を買い取る金は含まれず、当然に徴収でもできると思っているのだ。そうなら、応じる作家や作品のリストでも見せてみろ。

例えば、手塚作品なら手塚治虫記念館、長谷川町子なら長谷川町子記念館と、既に著名な漫画家は、それぞれ記念館があり、町おこし的な要素もある。にもかかわらず、殿堂に著名作家の目玉作品を集められるとは思えない。

運営は民間に委託を想定してるそうだけど、どこの会社?信用できるの?

しかも、映画が殿堂の対象から除外されている以上、日本の有名な劇場アニメなどは、所蔵されない。映画抜きのメディア芸術なんて、詐欺みたいなものだ。


今、観光庁が、ポップカルチャー戦略の外務省と、産業育成側の経産省と連携して、パリでこんなことをやってる。
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=41245
縦割りの壁を越えての連携は、素晴らしい。

で、何で文化庁の名前が無いの?
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000021.html

観光立国を目指す日本にとって、地方の観光資源は重要だ。地方都市に漫画家等の記念館が点在することは、外国人観光客の足を運ばせるネタになる。しかし、お台場に殿堂を作れば、逆効果でしょ。

ヲタクな外人は、そんなものが無くとも、アキバ目当てに東京には来る。
なので、殿堂を地方に作るなら、まだ国家戦略として一貫性を感じる。
一貫性が無いのは、文化庁だけ縦割り維持してるから?と聞きたくなる。

外国人へのアピールなら、見るべき観光資源を近くに集めてはならない。一度の来日で、観光資源を消化させないことが重要だ。また日本へ行きたい、次はあっちの地方都市へ行ってみよう、と思わせることができるかどうかだ。

お台場なんて、呼ばなくたってヲタク外人はコミケで来るって...orz

http://maruko.to/2009/04/post-25.html
これの続報なのだが...

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/04/news104.html
--
同施設については、民主党の鳩山由紀夫代表などが国会で、「"国営マンガ喫茶"は不要。税金の無駄遣いだ」などと痛烈に批判。先行きが不透明になっていた。
--

兄ポッポ、GJ

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漫画の原画は作者が個別に管理しているので、捨てられたり、なくなったり、海外の収集家に買われて流出していることも多い。このままでは100年後に漫画の資料が残らない。ハコモノ行政という批判もあるが、漫画の原画を保存するにはハコモノが必要
--

酷いな里中満智子。

作品の価値を理解する収集家に買われるのは、何か悪いことなのか?
日本人だって、外人の芸術作品を買いまくってきたじゃないか。
自分の作品を海外の収集家に売っちゃいけないのか?

とりあえず、理由から察するに、
レンタル倉庫で十分としか思えない。
あなた、自宅の倉庫が手狭なだけじゃないの?

マンガ原画の保存状況なんて、グラフにしてるけどさ、意味ないよ。
保存されてない理由は、価値が無かったからだよ。あと、出版社が返さずに紛失とか。その程度の、ゴミみたいな扱いの時代が、長かったんだよ。セル画だって、昔はただで、撮影終わったらお持ち帰り自由とか、そんな程度だったのさ。マニア(≒ヲタク)が買いあさって、価値が出たのさ。

なのに、今になって、収集家を批判するか?
収集家が市場価格をつけなけりゃ、客観的な評価なんて、存在しないんだぜ?
何で、価値があるか分からないものに、税金を投入する必要がある?
どっかに、国内の芸術家の作品を国が管理してるところでも、実在するのか?
あ、北朝鮮なら有り得るか?

文化は、消費されることに価値があるんだよ。

100年後に残したいなら、どっかの洞穴で、壁画でも描けば?


大体、里中満智子が有識者として加わって賛成してるものは、ロクなものが無いように感じるのは、気のせいか?
いつも、文化庁の代弁者みたい。

そもそも、自分の作品を、"殿堂"に引き渡すことに合意するような人間は、どれくらいの割合でいるのさ?
誰が、"殿堂"に保管する作品の認定をするのさ?
同人誌の原画も保管するか?
エロは?

日本の文化っつったら、浮世絵の時代から、エロだよな?
18禁マンガは、後世に評価が上がる文化かもしれないぞ?(苦笑)

まさか、国家認定の漫画家とか、作品を制限するるもりじゃあるまいな?

--
予算があるなら、ハコモノではなく、苦しい生活の中で創作活動を行っている現役の漫画家やアニメーター支援に使うべきという意見もある。里中さんは「漫画家の生活は確かに厳しく、見返りは必要」としながらも、「労働と文化は問題が異なる」と反論。漫画家やアニメーターの生活は、社会保障で解決すべき問題とした。
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流石有識者だ。
他人は労働者で、自分は文化人かよ(大失笑)

3DV Systems

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http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20394169,00.htm?tag=nl
またイスラエルか...ってのはおいといて。
結局、どうコンパクトにモーションキャプチャするかって話で、これだけじゃ、記事にするような話題なのか、さっぱりだ。

と思ったら、こっちはまだ記事として読める。
http://japanese.engadget.com/2009/05/05/xbox-360-3dv-zcam/

狭い家じゃゲームできない時代が...という不安はおいといて、3DV Systemsのものならこれだ。
http://www.mbel.co.jp/product/56_3dv.html
とっくに国内代理店が存在するくらいだから、実は、結構古い製品だ。

http://www.100shiki.com/archives/2000/08/z_3dv_systemscom.html
こんな、2000年の頃から画期的だ画期的だと言われつづけ、全然普及しなかった。

何故だろう?

よほど、技術先行で営業が下手な会社なのだろうか。ユダヤにしては珍しい?
http://www.3dvsystems.com/

世の中のヴァーチャル系の技術は、イスラエルの軍事技術の民間転用だったりするのは珍しくないので、ユダヤ様々だけど、この製品もそういう関連はあるかもしれない。民間に売れなくてもOKみたいな。(未確認)

しかし、視点を変えれば、やっとこの製品が普及する前提が、整ったのかもしれない。高性能なゲーム機が手軽に存在してこそ、リアルタイムな画像処理が一般家庭でできる時代になったのだ。一昔前は、カメラを接続した先の、コンピュータが高額で、システム全体で見たら、業務目的でしか実現不可能な価格帯だったはずだ。

なので、今更、前世紀から存在する3DV SystemsのZCamがスゴイわけではない、と言うことを理解した上で、スゴイのは高性能ゲーム機の普及による既存デバイスの利用可能性の拡大にある、というところがもっと取り上げられても良い。一般家庭の居間に、一昔前のスパコンが転がってる時代になったのだ。

物事の順序を理解していないと、本当に何がスゴイのか理解できない典型みたいな話かもしれない。そこに気付けば、上記の百式の2000年の記事のように、色んな可能性があるはずだ。

ところで、1997年の最新技術は、以下のようだった。
http://maruko.to/old_home/siggraph/la2.htm

感慨深い...

http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=41081

http://www.nwa.com/jp/jp/travel/nwapr/fares/nrtsin/

ささ、金は無いけど時間のある方、是非どうぞ。

しかし、デルタやノースはLCCじゃないけど、こういうキャンペーンは面白い。日本の航空会社にゃ、逆立ちしても無理だろう。

自分は、金も時間も無いので、諦めるけど...orz

写真素材のピクスタ

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