陸前高田へ

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久々の更新です。今年は某受験は回避しました。ヘタレです。

ヘタレなんで、なかなか体を動かすボランティアは出来ずにいたけれど、このブログでも過去に登場した難民支援協会(JAR)が、東日本大震災後からは震災支援活動も行っており、やっとこれに参加し、今その帰りのバス。

難民支援のNPOが、何故震災支援をするのかと疑問に思うかもしれないが、日本在住の難民の方々から、是非とも被災地でボランティア活動をしたいという要望が多かったそうで、それに応えた形で実現したそうだ。新聞やTVで、被災地でボランティア活動する外人が何度か取り上げられているが、その中にもJAR経由の参加者がいるようだ。
(まあ、今回は普段別の活動をしているNPOが震災支援も行う例は、日本ユニバの件などもあり、珍しくないのだろう。)

とは言っても、参加者を難民に限定しているわけではなく、広く一般に参加募集をしている。日本人だろうと外人だろうと関係なく参加できるが、難民と共に活動をする点が、JARの震災支援ボランティアの特徴と言える。

難民の方々というのは、それぞれ複雑な背景があるので、彼らと行動を共にするには、難民問題に関するそれなりの理解が必要だ。ちょっと古くてリンクも切れてる部分があるが、以下のエントリーなど多少は参考になるだろうか。
http://maruko.to/2009/03/post-10.html

そういった前提条件をクリアーしているとして、JARのボランティアに参加するとなると、以下の部分をJARが用意してくれる。

・東京からの花巻までの往復バス
・花巻のキャンプ場から被災地への往復バス
・ボランティアに必要な道具(長靴、軍手、マスク、ショベル等)
・テント、寝袋、キッチンセットを含むキャンプ道具
・ボランティア保険(天災Bプラン)

活動場所は陸前高田だが、キャンプ地は花巻と、ちょっと遠い。これは理由はあるのだが、今後はもう少し近場への移動も検討しているそうだ。


大きな地図で見る

まあ、とにかくある意味お得だ。お得な必要は無いがこれで参加したいという人は、別の形でその分寄付するとかありかもね。まあ、応募者多数の場合は、選考もあることになってるけど。

(自分の場合、JARには本来の難民サポートの他に、震災支援活動に対する寄付も別口でしているので、結局自腹を切っている以上に、何か不思議な感じだ。お前、仕事辞めて無職になってるのだから、他人に寄付してる場合じゃねーだろというつっ込みは禁止(笑))

後は、自分で持っていくのは
・食料(自炊or花巻のスーパーで調達可能)
・常備薬
・防寒具を含む自分の服
・入浴用品(有料の温泉がある)
・ポケットライト

あとは、電源の数が少ないので、携帯の充電方法を準備する、程度ということになる。つまり、かなり身軽で済むので、週末に気軽に参加できるだろう。

詳しくは、以下のJARのサイトを参照のこと。
http://www.refugee.or.jp/event/2011/06/13-1127.shtml

事前の説明会に参加し、いくつかのJARとの合意事項について書類提出を要するので、いきなり当日から活動には参加できないので、要注意。

また、今のところ7月まで予定が発表されているが、もっと先も予定はあり、夏休みになれば学生の参加者が増えるだとうとのことだ。

と、ちょっとこれだけで長めになったので、現地の話はまた後日。

なお、ブログに書きますよとは、事前にJARに伝えてあります。

>追記
「ボランティアに必要な道具」は、参加者負担に変更になったそうです。ご注意を。

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このページは、ranpouが2011年6月20日 04:15に書いたブログ記事です。

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