外務省って...

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外務大臣は、エジプトに関する前回の発言がコレで
http://www.asahi.com/international/update/0204/TKY201102040404.html
(アサヒ・コム:2011年2月4日20時12分)
「欧米はムバラク大統領の即時の退陣を求めているが、もっと現実的に物事を考えるべきだ。新たな元首を選ぶにも、国民が納得する選挙のあり方も検証されないといけない」

当時の時点で、民主主義国家で唯一と言っても良いと思うけど、明確にムバラク即時辞任に反対というKYっぷりに驚かされたのだけど、今度は辞任後の談話がコレって...
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2011021200088
(時事ドットコム:2011/02/12-09:07)

KYにも程があろうにぃ。

「今後の事態の展開を高い関心を持って注視していくとともに、速やかに民主的政府の樹立に向けての具体的な道程が示され、憲法からの逸脱状態が回復されることを期待する」

憲法が酷いから改正せにゃならんのに、革命の成功が違憲状態で悪いみたいじゃないか。
この期に及んで、ムバラク辞任を喜んでない唯一の民主主義国家なんて称号、いらないんだけど。

今日くらい、リップサービスでも良いからエジプトにエールを送るべきだよー
(追記:リンク先の記事が、アドレスそのままで内容が追加されて、首相のまともな発言が出た。遅すぎるとは思うけど、外務大臣より全然良い。)

「エジプトが早期に民主的政府の下で安定することを願う。エジプトが穏健安定勢力として地域の平和と安定のため今後も建設的な役割を果たしていくことを期待する」

しかも上から目線だし。
今日は、エジプト人の平和的革命を素晴らしいと、敬意を示している国だらけなのに。

前の発言も、今回の発言も、それが中国政府の談話だったら、えらく納得できるような内容に聞こえるのは自分だけか?(^^;;

でもって、外務省幹部は「円滑な政権移行が進まずに政情不安が続けば、エジプトや周辺地域で過激なイスラム主義が台頭しかねない」と指摘(苦笑)

誰だか知らんが、そんな分かりきった、何の足しにもならない指摘は、今イランだろうに。まるで、外務省全体が、ムバラク辞任を迷惑に思ってるのが、伝わってくるようだ...orz

(今まで、どんな投資をし、権益を確保してきたのか知らないが、欧米がムバラク即時辞任を求めた時が損切りのタイミングだったのに、一人逆張りを続け、気が付いたら民事再生手続開始決定で、悪態ついてるだけ、みたいな(苦笑)
反ムバラク運動の始まりを予測できなかったのは仕方ないとしても、その後の情報収集分析能力の欠如は、反省しなさいな。)


ちなみに自分は、心からこう思っているぞ。

エジプトの人々、おめでとう!

なんか、超うらやましい!
こんな平和的に成し遂げたなんて、超カッコいい!

エジプト市民革命の日は、日本の建国記念日と同じになったし、この感動は忘れないぜぇ!

今後、軍部とスレイマンの動向が気になるし、これからが大変だけど、とにかく今は、おめでとう!!!

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このページは、ranpouが2011年2月12日 11:40に書いたブログ記事です。

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