2012年12月アーカイブ

政権交代し、昨日第二次安倍内閣が発足した。
まあ、世間の人は興味ないだろうが、クール・ジャパン担当の大臣が、表現規制推進な稲田朋美氏ということで、コンテンツ界隈はザワザワしてる。

まー、クールじゃないよね。

でも、クール・ジャパンがクールじゃないのはいつものこと。
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/overseas_projects.htm
とっくに、クールでもなんでもない事業が大半になっている。今更、担当大臣が表現規制推進だろうと何だろうと、これ以上悪化の余地はなさそうだ(苦笑)

とは言っても、民主党政権下のクール・ジャパン推進が全部ダメだったわけではない。世間は注目してないだろうが、このブログで注目していたAll Nippon Entertainment Works(以下「ANEW」とする)の事業で、野田政権終了間際に面白そうな発表があった。何と、ガイキングのハリウッド実写映画化が!w
http://www.an-ew.com/ja/article/120/
http://corp.toei-anim.co.jp/press/2012/12/anew.php
http://www.animeanime.biz/all/1212194/

ANEWは、政府が9割を出資するファンド「産業革新機構」が60億円を出資して設立した国策会社であり、ハリウッド映画を作って儲けることだけが目的ではない。作品の権利は持つけれど、ノウハウがなくてハリウッド進出がなかなか成功しない日本のコンテンツ企業に、グローバル展開のノウハウ蓄積、人材育成をする機会を与えることなども想定されている。(ただ、当のANEWのサイトの説明には、ちょっと抜けてるような気もするが...)
詳しくは、以前書いたものをどうぞ。
「国策会社とクール・ジャパン」
http://maruko.to/2011/11/post-123.html

長年注目してきたので、やっとここまで来たかという感じがする。

俺たちクールだから、販路拡大のファンド作って海外の制作会社に出資すりゃ売れる!とか大きな勘違いをしていた麻生政権時代から、民主党政権下でここまで修正・進展したことは、素直に評価したい。しかも、民主党政権はどうやってここに辿り着いたかと言えば、2010年の経済産業省アイデアボックスを無視できない。
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/open-meti/

オープンガバメント推進の一環として、経済産業省アイデアボックスで国民の意見募集したことで、自民党政権時代には届かなかったコンテンツ業界の現場の声が、やっと政府に認識された。

ガイキングの権利を持っている東映アニメは、ヴァルハラ・エンタテインメントと共同プロデューサーとして関わるとのことだが、ハリウッドのノウハウをしっかり吸収して欲しい。そして、単なる金儲けで終わらせず、日本のコンテンツ制作現場に、ハリウッド映画制作の仕事を振ってくれ!

期日前の投票所で、裁判官の国民審査のための公報を立ち読みしてたら、やってきた夫婦らしきカップルが東京8区の公報見て、「こんなの出てるんだ」と山本太郎を指差した。で、その他の候補に目を移し「え、これしか出てないの?そんなはずないよね?」と。でも、しばらく公報を眺め、選択肢が自民、民主、共産以外は山本太郎しかないことをやっと認識。

「自民も民主もやだ。共産は論外。じゃあ...これしかないじゃん。」
「いいんじゃない?それで。」と、二人で山本太郎に決めていた。

実は、東京8区な杉並には、いわゆる第三極系の党の候補者がいない。何故なら、石原パパが、息子の選挙区に対立候補を立てさせなかったからみたいだ。

というのも今回、前杉並区長山田宏も維新の会から立候補しており、本当は杉並で戦うのが一番楽なはずなのに、本人の希望に反し、突如東京19区から出ることになったからだ。

山田宏は、昔の日本新党ー>新進党の元衆議院議員で、以前石原伸晃に東京8区で負けた後、杉並区長として成功した人物だ。(自分も、区長選では支持していた。)
その後、日本創新党作ったりして大失敗するのだけど、太陽の党より先に、日本創新党を解党して日本維新の会に参加していた。だから、まさか自分が、後から合流した党のせいで杉並から立候補できないなんて、思ってもみなかったんじゃないかな。

日本維新の会と太陽の党が合流した翌日の山田氏のブログに、それが見てとれる。
http://www.yamadahiroshi.com/blog/303/

所属政党や協力政党の候補者との調整で選挙区を鞍替えさせられたならまだしも、8区にそういう候補者は存在しない。つまり、本来は所属政党の攻撃対象のはずの、既存政党の候補者が有利になるために鞍替えさせられたとしか考えられない。いやー、同情する。

まあ、そんなこんなで、杉並は石原パパの息子への親心で、既存政党に不満がある人の受け皿となる候補者がゼロとなり、息子は安泰なはずだった。ところがそこに、山本太郎が突如として現れたというわけだ。逆に言えば、山本太郎が出なければ、石原パパのお陰で、既存政党に不満のある杉並区民の投票先が一切失われていたのかもしれないというのは、東京8区の有権者として知っているべきだろう。まあ、山田氏が8区から出ていたら、投票していたかは別にしても。

ということで、これは、もしかしてもしかするかもしれないとちょっと思った。
まあ、本当に微かな確率だけど。

>追記
山田氏は、19区で落ちながら比例復活を遂げた。維新の普通の候補者より、名簿順位を高くしてもらっていたようで...大人って、大人って...(苦笑)

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