８月１０日 ラスベガスをグルグル

ピラミッドの中は、宿泊施設以外にもアイマックスシアターや各種アミューズメント施設が入っているのです。
ここで実は、入り口からここにたどり着くまでに迷ってしまって、とても時間をロスしてしまいました。

この手のホテルは、必ずカジノとショッピングモールを持っているのですが、どのホテルも必ずカジノとショッピングモールを通過しないと出入りが出来ないようになっていて、とても複雑なのです。

自分の泊まっていたMGMも同様で、部屋からホテルの外に出るのにカジノとショッピングモールを通り抜けなければならないのです。 巨大ホテルの中をグルグル回るのですから、当然迷います。

朝、指定されたお店に朝食を食べに行くだけで、本当に迷ってしまうのです。

宿泊してる部屋からホテルのロビーに行くのに迷い、外から帰ってきても部屋へのエレベーターが見つからず、カジノとショッピングモールをグルグル歩き回り、お客がお金を落とす仕組みなのです。

古代ローマの街角風ショッピングモール「フォーラム・ショップス」。イタリアの街が空ごと再現されていて、中央の広場には巨大なバッカスの像の噴水があります。

ホテルからホテルへ歩き渡ったのですが、ホテル「サーカス・サーカス」で観た綱渡りのショーです。

サーカス・サーカスを出たのが夜９：４５頃でしたが、そこからタクシーに乗ってフリーモントストリートへ移動しました。

映画等でラスベガスというと、このフリーモントストリート周辺のダウンタウンの方が有名な気がするのですが、 MGMに代表されるストリップストリート周辺の派手なホテルが出来たり、治安が悪くなった為に、この辺は客足が伸びなくなった時期があり、 それを解消したのがこのストリートの目玉「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」です。 ４５０ｍのアーケードの天井がスクリーンとなり、ショーが始まるとストリートにいる人々が皆天井を眺めてしばし動きを止めます。

ここにくる時のタクシーの運ちゃんが親切で、ショーの始まる１０時前に間に合うように急いでくれて、しかも降りる時に「１０時から始まるよ」「このストリートのどこから観ても、同じ内容だからね」等と教えてくれました。

カジノと関係無いのですが、富士フィルムのお店で顔の合成を商売にしてました。 これは、ユニバーサルスタジオでも見かけたのですが、こちらではちょっとしたブームになってるようでした。 やってる内容はセコくて、例えば女性の客なら、ナイスボディーなモデルの写真の顔だけをお客の顔にするだけなんです。 何でこんなのに黒山の人だかりが出来るのか理解に苦しむところです。

結局フリーモントストリートに１１時までいて、もう一度ショーを見てから、タクシーでストラトスフィアー（昨日のタワー）へ行きました。このタワーのてっぺんのジェットコースターとフリーホールに乗るのが目的だったのですが（夜中まで営業しているのです）、昼間降った雨のせいで運転を中止してしまっており乗れませんでした。 これが今でも心残りです。 実はニューヨーク・ニューヨークのジェットコースターも雨の影響で運転を中止していて乗れなかったのです。 この代償が、グランドキャニオンの帰りの飛行機での体験なわけですが．．．やはり諦めがつきません(;_;)

上の写真は、そのジェットコースターとフリーホールを真下から写したものです。

一応タワーの展望台だけは営業していたので、最後の最後までここからの絶景を眺めていました。この絶景の中でジェットコースターやフリーホールに乗れたら、もっともっと最高に気持ち良かったことでしょう。もしラスベガスへ来る機会に恵まれた人は、是非夜にこのタワーに登ってみてください。