1994年 年賀状

ヤバイです。パトレイバー3度目の登場ですが、これは絶対マズイです。 この年からパソコンとスキャナーを活用して、プリントゴッコも止めて インクジェットプリンターで印刷することになったのですが、スキャナーを どう使うか迷った挙げ句、高田明美さんの画集から犬の絵を勝手に...

ここに公開して良いのかどうか迷って挙げ句、大きな画像は載せない ことにしました(^^;; この年は、元絵の手を抜いた代わりに、出力について非常にてこずり、 勉強になりました。例えば、640×480の画像を360dpiのプリンター で倍率100%(つまり拡大しない)でプリントすると、たった数cm四方の 大きさになってしまうのです。考えてみれば当たり前なのですが、 当時はこれに気が付かずに、ハガキサイズで360dpiで100%で出力出来る 画像(約7MB)を作るのに苦労しました(^^;;

今でも同じでしょうが、7MBもある画像に効果を付けたり、文字を入れる というのは、非常にマシンパワーを要求するのです。

当時のマシンは、エプソンの486SXの25MHz98互換機で、最初HDDも100MBしか (これでも当たり前だった)無く、一枚で7MBもある画像を制作段階に分けて 複数記録するとなると、お話にならないスペックでした。

年賀状制作に入ってから慌てて秋葉原へ行き、今は無きICMの外付け270MBHDDを 購入して、Windowsのメモリ不足とスワップに悩まされながら、数日の徹夜で 完成したのでした。

360dpiのプリンターで出力するからと言って、元のファイルまでその大きさで 作る必要は無い(ディスプレイサイズの画像を拡大出力すれば簡単)と気づいたのは 後の話で、今から考えると馬鹿なことで苦労したものです。

今使ってるマシン(自作のペンティアム100MHz)でも、当時の7MBのファイルは、 表示するのに時間がかかるので、自分でもよくやったもんだと思います。

一つ変化を加えると、結果が出るまで数十分待たされ、本を読みながら表示を 待つわけです(^^;;あんまり長時間変化が無いので、最初はハングしたと 勘違いし、何度も再起動させてしまったくらいでした。

でも、苦労した分勉強になりました。


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