2000年2月11日〜13日



いきなり大韓航空の軽食。このおつまみは、ちょっと物足りなかったかも。

さて前日朝まで、どこの航空機のチケットも押さえられなくて、この3連休に日本に留まるしかないのかと心配していたが、やっとラスベガスへのチケットを確保出来た。 この日程だと1泊3日となるのだが、1月まではデルタ航空が1泊でも格安航空券を売ってくれたのに、今月からは2泊以上しなければいけなくなった。 かなり予定外だったので、ラスベガスを諦めてまたソウルや済州島でゆっくり2泊にしようかと考えたが、韓国は今大人気とかで、どの航空会社も満席状態だった。 次に思いついたのが、サイパンの近くのテニアン島だ。ここにもカジノがあり、リゾートとしても素晴らしいと聞いていた。しかし、これもサイパン路線が満席で諦めた。 次、オーストラリアを考えてみた。あそこもカジノが多い。高校生の頃家族旅行で行ったが、その時は年齢制限でまともにギャンブル出来なかった。 しかし、ここも1泊3日となるため、格安航空券が無く、カンタス航空の正規運賃で28万円とか言われて諦めた。 そこで、ラスベガスを再検討することにした。大韓航空がロサンゼルスへ飛んでおり、大韓航空だけは1泊でも格安がある数少ない会社なのだ。 一度、大韓航空を使ったラスベガスの格安(ロス−ラスベガスは他の航空会社)を押さえようとしたのだけれど、その時は他社を利用する場合の格安は結局1泊不可というのに引っかかり、事実上格安で1泊の成田−ラスベガス路線は無くなったと言われ諦めていた。 しかし、何か変だ。ロスまで行けて、ラスベガスに行けない訳が無い。きっと、正規運賃でアメリカの国内線を押さえることが出来るはずだと気付き、アメリカン航空に電話してみた。 すると、正規でも大韓から乗り継げる便が往復で200ドル程度で買えることが分かった。普段は、150ドルくらいの席もあるらしいが、今回はちょっと高い席しか残ってないと言っていた。

なーんだ、全然これでOKじゃん。

ということで、格安で成田−ロス、正規運賃でロス−ラスベガスを押さえ、やっと休みを有効に活用することが出来た。 今後も、1泊で格安はこの組み合わせしか無いということになる。でも、大韓航空って言うと、みんなに心配されるんだな。 僕自身、今回が大韓航空は初めてだけど、やっぱ今までは避けていた。でも、乗ってみて分かった。スゲー良いかも。 機体に関する信頼性はどうだか知らんけど、機内食やスチュワーデスさんが良い。え?そんなことで選ぶなって?

だって、ビビンパが出てくる航空会社なんて、きっと他に無い。ご飯とごま油、コチュジャンを自分でかき混ぜるなんて、本当に吃驚。 ちょっと辛いけど、美味しかったのだから仕方ない。

で、これが朝食のオムレツ。悪くなかったですよ。この食事の前に、隣りの席の日本人のおじさんと話し込んだ。ラスベガスには何度も来ていて、今回は始めてという知人を3名引き連れてラスベガスを案内してまわると言っていた。 いつもは自由旅行らしいけど、今回はツアーが安かったと自慢気味。僕は、一泊だから他に手段が無かったことと、何で一泊かを説明した。流石に驚いていた。 何度も来ているのに、その人はカジノよりも観光がメインで、しかもカジノコンプ(後で説明)についても知らないとのこと。色々と教えてあげて、別れ際には「ガンバッテください!」と応援された(笑)

ロサンゼルスでの入国は、呆気なく通過。前回のポートランドのように、一泊の理由を問い詰められることもなく、ほとんどノーチェック。大量に人数をさばかなければならない空港ってのは、チェックが甘いのかもしれない。 大韓航空からアメリカン航空への乗り継ぎにちょっと迷ったけれど、無事にアメリカン航空のターミナルへ到着。 実際には、ここから更にアメリカンイーグルの専用ターミナルへとバスで移動した。

アメリカンイーグル専用のターミナルにて、ちょっとお腹が減ったので軽食をとった。

ちょっと予想外だったけど、こんなプロペラ機だった。スリリングなフライトになるかと期待したけど、意外と安定していてガッカリ(笑) 座席は(1+2)席×13列しか無かった。12列目の次が14列と表記されてたけど。だから安定してたのか(^^;;

で、いきなりパリスホテルの部屋。ドア入って、通路を左に曲がるとこんな感じ。

またベッドが、一人にゃデカイ(苦笑)

机のある、ちょっとした小部屋もある。この向こうに、バスルームへの扉があった。ちなみに、ここに電話が見えるけど、この部屋には合計3つも電話があった。回線は2本あって、PCで通信中も電話出来た。

バスルームは、大体11月にここを利用した時と、同じ仕様だった。でも、11月にここに泊まった時と大きく違うのは、今回は無料ってこと。 へ?もう一回言えって?

無料!タダ!カジノの招待客だとさ!!

そう、前回、前々回のカジノでの実績(カジノコンプ:イクラのテーブルで何時間プレイしたかが記録され、それに応じて特典が得られる。)から、今回予約の電話を入れた時から無料と言われていたのだ。 カジノでの勝敗は関係ないらしい。こんな経験してしまうと、ホントにダメ人間になってしまいそう。美味しすぎる(^^;;;;

身分不相応とはこのこと。やめられませんなぁ〜(苦笑)

窓からは、正面のホテルベラッジオのあの有名な噴水が良く見える。夜はスゲーキレイ!!

何度か部屋とカジノを往復し、途中休憩で部屋でビデオ観たり(「アメリカン・ビューティー」ってちょっと話題の最新映画をやってた。 最後まで観てしまったけど、あんまり面白くないと思ったのは僕の英語力が無いから?)しながらこういう結果に。

相変わらずブラックジャックだけだけど、今回は吃驚。ディーラーと一対一で勝負してることが多かったのだけど、途中から参戦してきた東洋系の女性に、結婚を申し込まれた(爆笑)

当たり前だけど、こんなこと初めて。即答で「NO!」って断ったけど(^^;

ラスベガスは教会も多いみたいだけど、こういう人ってここじゃ珍しくないのかもしれない。 最初は一緒にゲームしてただけなんだけど、彼女は早々に負けてしまい、それなのに席を立たない。僕のプレイを横から見てて、ちょくちょく話し掛けてくる。最初は、出身はどこかとか母国語は何かとか。 自分も日本人だとか言うから、「おー、りありぃ?」と答えてやると、「コンニチワ、オハヨーゴザイマース(笑)」ときた。こっちはゲームに集中したいのに、とんでもない邪魔者でしかない。 途中から、何やら僕を誉めだし、韓国系の女性ディーラーに同意を求めて盛り上がってる。カリフォルニアに来たことあるかとか、結婚してるかとか聞かれて、答えるのが面倒になった頃に求婚されたのだ。 本当に、即答で「NO!」だった。ちょっと可哀相になるくらい。その後、ちょっと黙ってたけど、まだ席を立たない。次に話し掛けてきたのは、僕のブラックジャックの手に関してだった。

ディーラーが「6」を見せていて、僕の手持ちは6が2枚だった。僕はそのままスタンドしようとしてたのだけれど、彼女はスプリットしろと言う。「確かに、それは正しいな...」と思ったのが運の尽き。 スプリット後の1枚目は、また6だった。またスプリットしろと言うので従う。次は5だった。すかさずダブルしろと来た。確かに正しいのでダブルする。でも、来たカードは7だった。 次の手は、また6だったからまたスプリット。4手に分けて、1つがダブル。元が200ドルだったから、これで掛け金は1000ドル。こっちもちょっとワクワクしちゃったから仕方ないんだけど、結局どの手も17、18、19程度で、ディーラーが20で全部負け(><)

彼女も、勝てば少しもらおうくらいに考えてた風だったけど、流石に他人の金を1000ドルすったとあれば居辛くなったのか、このあと少しして消えてくれた。もう二度と来るなよ!

現金化するとこな感じ。これだけ見たら9000ドル稼いだみたいだけど、実際には利益は1500ドルくらい。7500ドル投入して結果が9000ドルだったという間抜けな話。 飛行機代とか引いたら、この連休の純益は7・8万円だけ(苦笑)

2000ドルづつ投入して、3連敗して、最後の最後に1500ドル使って、それも残り400ドルまで減った状態から、わずか3・40分程度で9000ドルまで持ち直したという冷や汗もの。 途中から2ヶ所にかけて勝負始めたのが勝因。危うく改心してブラックジャックを二度とやらないと誓う直前だった(自爆)

こういう逆転劇を味わってしまうと、また深くハマッてしまうのだけれど(^^;;

帰りももちろん、ロサンゼルス経由で大韓航空。あ、帰りのアメリカンイーグル機は、適度に揺れて楽しめました(笑)

帰りの機内食もビビンバって選択肢はあったけど、同じものを食べるのは勿体無いので、まずは昼食として左の「鰤の照り焼き」、続いて夕食では右の「若鶏のタラゴンソース」なるものを食べました。 いやー、十分美味しかったです。機内食としては合格点。旅の終わりに不味いもの食わされると、ちょっと悲しいもの。今回は、大韓航空で大成功でした。


1999年11月のラスベガス
2000年1月のソウル 2000年1月のラスベガス
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