ラスベガス6日目。

この日は、写真が一枚もありません。何故か?
一日中カジノでギャンブルしていただけだからです(^^;;
これが本来の目的ですからね。やっと集中してギャンぶれました(笑) 来る前から、ルーレットの赤と黒で、外れたら倍賭ける方式をやる予定だったのですが、first12に3回来なかったら賭けるとか、 偶数が3回続いたら奇数に賭けるとか、18以下が3回続いたら19以上に賭けるとか、やれることはやってました。 勝てる時は、本当に順調に勝てました。でも、似た考えの人は多くて、3回赤が続くとそれまでゲームに参加していなかった野次馬が一斉に黒に現金のまま賭けたりし始めるのです。 これがかなり下品で、ずっとゲームしている人間からすればゲームを中断する邪魔者でしかなく、またルーレット自体ディーラー任せで自分の意志が全く反映せず、確率もディーラー次第で左右されることから、 長時間プレイでは勝ち目が無いと、丸一日かけて認識させられました。もちろん、ずっとルーレットをしていたわけではありません。 をミニバカラ(通常バカラは最小掛け金が100ドルからで、それに対して25ドルくらいの敷居の低いバカラをミニバカラと呼ぶそうです。)の前を通ったら、女性のディーラーに声をかけられたのです。 ミニバカラは、そういうことがあるとは聞いてましたが、まさか自分が呼ばれるとは思ってませんでした。客がいなくて暇を持て余していたようです。 僕も、一度はバカラをやってみたかったので、誘われるがままに着席。「どこからきたの?」「東京」とか言ってたら、後ろかガタイの良いお爺さんが何やらディーラーに話しかけている。

じじい「”コンニチワ”って言ってごらん」
ディーラー「何それ?」
じじい「日本の挨拶さ」
ディーラー「知らないわ」
じじい「いいから言ってごらんよ。そうだよな。」
自分「え、ええ。」
ディーラー「あなた物知りね。○○はなんて言うの?(聞き取れなかった(;_;))」
じじい「知らん。昔、戦友から教わっただけだよ。」
ディーラー「あー、そうなの。へー。」

こんな感じでした。和やかにゲームは始まったのですが、バカラってのは本当に見てるだけで、ひたすらディーラーがカードを配り、こっちはバンカーが勝つかプレイヤーが勝つかを当てるだけなのです。 面白くも何ともない。しかも、バンカーが勝つと当てると、勝ちから5%バンカーに取られる。勝ちですら五分五分ではない。常に親がパーセンテージでは勝っているのがカジノの前提だが、こうもあからさまだと引いてしまう。 手持ちの百数十ドルをすって、その場を去った。もうバカラは二度とやらないと誓って。

この日驚かされたのは、スロットマシンだった。MEGABUCKSという化け物スロットマシンがある(2000年正月の時点で、大当たりすると28億円くらいもらえてしまう状態)。 各ホテルがネットワークで結ばれていて、それぞれに設置してあるMEGABUCKSマシンに投入された金額の一部がどんどん賞金に加算されてゆくシステムなのだ。 大抵、新しいホテルで当たるという話を聞き、僕もルーレットで疲れた後にスロットしてました。そんなある時、7二つとMEGABUCKSの一つ下の絵が揃い、スロットマシンがカンカン鳴り出してしまったのです。 何が起きたのか分からないまま、周囲に人垣が出来、知らないおばちゃんにいくら当たったのか何度も聞かれるし、後ろで建物のメンテナンスをしていたおばさんには「新しい友達はいらない?」とか聞かれるしで、席を立つわけにもいかず困ってました。 いつになっても係の人など現れないのです。ホトホト困っていると、アジア系のおばさんが「今担当の人に言ってきたから、もう少し待ってなさい。」と...あぁ、なんて有り難い!!本当に、感謝の気持ちで「サンキューサンキュー!!」でした(^^)

で、こんなに大変だったのに、当たった額はたったの480ドル...ぬか喜びとはこのこと(涙)この日のうちに、奇麗に消えました(苦笑)

あと、ブラックジャック。これには、負けを減らすための鉄則がある。詳しいことはこのページに任せますが、適正にプレイしていればカジノの有利な割り合い(ハウスエッジ)はわずか0.3%に押さえられるのがブラックジャックなのです。この状態で、負けたら倍賭けを遂行すると?

答え:負けません(注意:倍掛けのお金が続けば

お金が続かなくなるまで負けるかは、運を天に任せるのみですけどね。

でもこの日は、まだそれにすら気づいていなかったのです......


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