感想は「コンピュータに頼りすぎてるんじゃないか?」ってこと。
確かに凄いとしか言えない「いかにもコンピュータ使ってます」みたいな 「動き」の数々は、その場面場面では観る者を圧倒するのだけれど、 コンピュータの威力が発揮されない(普通の)シーンになると、 標準以下の動きというか....
いや、標準は超えてるのだろうけど、ディズニーなら もっとやって欲しい。
冒頭のカジモド(ノートルダム大聖堂に幽閉されてる醜い主人公)が ノートルダム大聖堂の上で本来風を斬って動き回っていただろうシーンが、 無風状態に見えたのは僕だけだろうか。
深く考えずに時間潰しに流して見る分には単純明快勧善懲悪、 感銘は与えずにただ「なかなか面白かった」作品。
醜い主人公が、民衆の偏見から救われたように見えるエンディングでも、 実はヒロインにふられてしまっており、 「身分をわきまえて身を引くなら、とりあえず笑い者にはしないように 慈悲をかけて付き合ってあげよう」という話に見えた。 (こう見えた僕は、心が病んでいるのだろうか...(^^;;)
けなしてる訳じゃなくて、今のディズニーが目指す娯楽映画としては 成功してるのでしょう。
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